詩(ポエム)
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温度
作: 月ヶ瀬 希奈子
- カテゴリ:恋
- 投稿日:'13年11月23日 23:38
- 表示回数:331回
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心の温度が愛だとしても
測れる時点でそれは既に
愛とは矛盾していそうでさ
温度計はそこでは必要ない
心の温度を
基準定めて示しても
決してそれは心の尺度にはなり得ない
そして基準がないから分からない
僕は冷たいの?温かいの?
君の手で触れて確かめてよ
君の心の尺度で測ってよ
君の笑顔は温かいけど
作り笑いは凍えて見える
凍りついた笑顔はいらない
笑いたくないなら笑わなくていい
心の温度がわかるのならば
こんなに悩んだりしないだろう
でも君をそっと抱きしめれば
君の温度はわかるんだ
僕の温度も伝わるでしょ?
僕はそれだけで幸せだ
冷たいの?温かいの?
それを感じられるならそれでいい
※この詩(ポエム)"温度"の著作権は月ヶ瀬 希奈子さんに属します。
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作者
月ヶ瀬 希奈子 さんのコメント
基準が定まっていないという良さ。