詩(ポエム)
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冬空を抱きしめるあなた
作: 関谷俊博
- カテゴリ:悲しみ
- 投稿日:'15年11月20日 15:01
- 表示回数:419回
- 総合評価:1
- この詩(ポエム)へのコメント:2件
心を通わせたいと願いながら
あなたは冬空を抱きしめています
言葉に詰まってしまったのは
張りつめた冬の空気が
あなたの言葉を
凍らせてしまったのでしょう
呼気を震わせながら
私は冬の海を抱きしめています
涙が出ないのも
きっと凍ったせいでしょう
時代は暗く寒い
だけど私は待ちたいと思います
言葉も涙もほどける季節
きっとそれは
あたりが明るくなる春の朝のこと
※この詩(ポエム)"冬空を抱きしめるあなた"の著作権は関谷俊博さんに属します。
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この詩(ポエム)へのコメント (2件)

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関谷俊博 さん
こんばんは
>心を通わせたいと願いながら
>あなたは冬空を抱きしめています
>時代は暗く寒い
>だけど私は待ちたいと思います
>言葉も涙もほどける季節
>きっとそれは
>あたりが明るくなる春の朝のこと
終戦から復興の時代はみんなが相手を思いお互い手を差し伸べあいました。なかには便乗した人もいたでしょうけれどそれはごく一部の方だけでした。
でも昨今は核家族が進み教育方針も家族のふれあいも変わりました。
それにともなってひとり一人の心が希薄になってきたようにおもいます。
そしてこのサイトもまたしかりに感じます。
戦争を体験した人達が自分達の子供には平和をと願った結果、放漫で豊満な時代になった今、又暴動、虐待etc
>あたりが明るくなる春の朝のこと
この詩の一行を願わずにはいられません。
関谷俊博
むーさん。コメント有難うございます。
私も、むーさんと同じように感じております。
今の時代、今の日本は、将来に希望を感じられるような状況にはないと思います。
私はケアマネジャーをしておりますが、たぶん、日本の社会保障制度は破綻します。最後のセイフティネットである生活保護すら、どうなるかわかりません。
けれども、一筋の希望は、次世代の為に残しておきたいのです。
私には、5歳と6歳の息子がいますが、彼らに希望を残しておきたいのです。
作者
関谷俊博 さんのコメント
心を通わせたいと願いながら
あなたは冬空を抱きしめています