詩(ポエム)
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熱帯植物街
作: 関谷俊博
- カテゴリ:未分類
- 投稿日:'16年2月24日 01:31
- 表示回数:253回
- 総合評価:1
- この詩(ポエム)へのコメント:1件
街は熱帯の森に埋もれ
大人たちは消え去り
そこに子どもたちだけが残された
彼らは森の人と呼ばれ
理性と野生は相剋し
滅びの世界を生き延びるため
森と生きることを選択した
大人たちはどこへ行ったんだ?
きみはしきりに
一緒に来いよ
ぼくはきみに手をさしのべ
森に溶け込め
森と生きれば楽になれる
だけど溺れた者に
その手を握る力は残されていない
大人たちは消え去り
そこに子どもたちだけが残された
森に埋もれた廃墟の街に
※この詩(ポエム)"熱帯植物街"の著作権は関谷俊博さんに属します。
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この詩(ポエム)へのコメント (1件)

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森に埋もれた
廃墟の街・・
でも子供達は
死にはしない
きっと
その密林の中で
サバイバルを見出だし
たくましく生き延びるだろう・・・
逆境は
人を強くする
生きたい・・
強いその意思さえあれば・・・
作者
関谷俊博 さんのコメント
街は熱帯の森に埋もれ
大人たちは消え去り
そこに子どもたちだけが残された