詩(ポエム)
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ハイビスカスの空へ
作: 月蛇
- カテゴリ:恋
- 投稿日:'16年5月26日 15:30
- 表示回数:377回
- 総合評価:3
- この詩(ポエム)へのコメント:6件
あなたと過ごした幸せな日々
そんな大切な日々は色あせることなくいつまでも心に留まり続けた
その思い出が幸せで
その思い出してがとても苦しかった
あなたをを忘れてしまいたいと思ってしまう
あんなにも大切にしていたのに
大好きで大好きで仕方なかった思い出を消してしまいたかった
そうでもしないと
心が潰れてしまいそうだったから
思い出に縋る日々
そんな私の前にキミは現れた
キラキラ光るキミは不機嫌そうな顔で手を差し伸べてくれた
キミはいつでも隣にいてくれた
嬉しい時も悲しい時もいつでもキミがいた
いつしかそれは当たり前になっていた
キミがいて、私がいる
これが当たり前の日々になっていった
でもある日思い出してしまった
あなたとの日々を
怖かった
悲しかった
どうすればいいのかわからなかった
体が震えて声も出なくて
呼吸すらできなくなりそうだった
罪悪感と苦しみ入り交じった思い出の深い真っ黒な海に呑み込まれていきそうだった
だから私は逃げた
その海から逃げたした
でもキミはそんな私の手を掴んで言った
思い出に縋って何が悪い
思い出と共に今を生きろ
私の頬に暖かい雨が降った
その雨は止まることなく降り続けた
雨が枯れる頃にはキミはいつもの不機嫌そうな顔で言った
しょうがないからずっと隣にいてあげる
不機嫌そうなその顔は夕日のようで思わず笑ってしまった
※この詩(ポエム)"ハイビスカスの空へ"の著作権は月蛇さんに属します。
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この詩(ポエム)へのコメント (6件)
月蛇
向井崎カナさん
コメントありがとうございます!
これは過去との葛藤をイメージして書いたんですが、そばにいてくれた人も、そばにいる人も、大切だけどどちらも切り離せない人達で、その人たちがいたから今の自分があるんだなぁという思いから出来上がりました。
共感してもらえて嬉しいです(*´ω`*)
月蛇
萌さん
コメントありがとうございます!
思い出に縋ってもいい、と自分の全てを受け止めてくれる人はホントにかっこいいですね。
私もそんな人がそばにいて欲しいです( ´`)

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月蛇さん
こんにちは
>思い出に縋って何が悪い
>思い出と共に今を生きろ
>私の頬に暖かい雨が降った
>その雨は止まることなく降り続けた
>雨が枯れる頃にはキミはいつもの不機嫌そうな顔で言った
>しょうがないからずっと隣にいてあげる
>不機嫌そうなその顔は夕日のようで思わず笑ってしまった
抜粋させて頂きました所にとても感動でした。
二人の様子が穏やかな夕日のように感じました。
作者
月蛇 さんのコメント
そこにあるのは未来
ハイビスカスの花言葉は「繊細な美」「新しい恋」だそうです。
いろんな過去があったから今の自分があるんですよね。