詩(ポエム)
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手紙
作: ホワイト
- カテゴリ:両想い
- 投稿日:'17年12月1日 14:26
- 表示回数:170回
- 総合評価:1
- この詩(ポエム)へのコメント:3件
拝啓、
物語は終わってしまった 詩は死んでしまった
今は昔、ペンは剣よりも強し
そんな言葉の流行りから
言葉は保存され 伝達され 愛読されて
文明の上に 文化を創ったが
物語は終わってしまった 詩は死んでしまった
物言わぬ 核保有国が増える真っただ中
核兵器の前にどうペンが役立つのだろうか
物語は終わってしまった 詩は死んでしまった
どんなに「好きだ」と君に言ったところで
君を守れるすべもなく 君を幸せにできるわけもなく
一言、僕に弁解の余地を与えてくれと嘆願するならば
「愛あるペン」ならば剣にも核にも勝る強さがあると
いつの日かこの言葉が実現できるように
ぎこちない気持ちで手紙を書く事を 愛する君に許して欲しい
どんな時代がこうようとも 気落ちすることなく
お身体をお大事に お元気で 。
敬具
平成○年△月×日
※この詩(ポエム)"手紙"の著作権はホワイトさんに属します。
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この詩(ポエム)へのコメント (3件)
杉菜まゆか
核兵器というと、戦争を連想しますが、この世を改革するためとか、新しい日本のつくるためとかいう大義名分のために、戦争や犯罪が許されることもあります。間違った情報や思想には気をつけたいですね。
作者
ホワイト さんのコメント
愛する君へ