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詩(ポエム)

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名もなき花

作: 青空のゆくえ

期待され、待ち焦がれ、そして惜しまれながら
風に舞い花筏となって去っていく
そんな花の季節が終わり
ボクたちの季節がやって来た

土手の斜面にひっそりと咲く花々
その名を誰も知らず
その存在を知ることもなく
行き交う人々の誰ひとりとして
気に留めることもない
やがてだれに惜しまれることもなく
静かに土に帰する哀しき花

「振り返れば我が歩みし道も、
そんなモノだったのかもしれない…」
そんな想いと虚しさがふと胸の内をよぎる

「確かにそうかもしれない。でもこの花たちは
神によって与えられた場所で、誰も気付いて」
くれないかもしれないけど、懸命に強く生きている
のよ」

春の暖かい陽光、優しい風に揺れる花々
の向こうに彼女(きみ)の面影が甦る

ボクと同じ陽のあたらない場所に生まれ落ちた彼女
薄闇と沈黙の支配する場所で
誰に媚びることもへつらうこともなく
淡々と自分を貫き通した彼女
彼女の静かな強さは愚かで弱いなボクの心の支えだった
彼女はこの花々のように強くそして美しい
女性(ひと)だったんだね

「ありがとう」
名もなき花たちと彼女にそっと囁いたボクは
再び歩き出す
落下する夕陽に向かって真っ直ぐ伸びる土手の道を
明日に向かって…

※この詩(ポエム)"名もなき花"の著作権は青空のゆくえさんに属します。

作者 青空のゆくえ さんのコメント

桜の季節の終わった昼休み、たまたま散歩がてらに通った土手に咲く花たちを見た時の想いを、詩にしてみました。

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