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詩(ポエム)

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桜若葉、沈む夕べ

作: ウィティ

雨が上がる 紫紺の宵を
うなだれて名残の雫を落とす 桜若葉

陽の下では翡翠に輝き
吹く春風に 弾む枝を上々に揺らす
そのいのちの季節の申し子も
冷たい雨に濡れた夕べには 言葉少なに闇に隠れる

街灯の光乏しい道路わきに
遠くから 主張の意味が掴めない選挙カーが
わが声ここにありきと虚空に叫んでいる

深く 暗く色をなし
東京の影は 重い春を私たちに刻み込む

傘を揺らす軽い音に 耳をそばだて
我が身に触れた雨粒を気にする視線を
人々は方々に投げかける
傷つけるのは そんな些細なことであっても
いつしかじわりと深く しみこんでいく

桜若葉の樹の下に
茶色く色褪せた花びらの残滓を目に留めて
思わず口をついて出るのは
場違いの「かごめかごめ」

つるとかめがつうべった
その後ろのしょうめんには
はたして誰が立つのだろう

紫紺の闇に半ば溶けた桜若葉の枝は
汚れた雨粒を精一杯その緑で受け止めながらも
不信に塞がれた私の耳に 囁きかけてはくれないのである

※この詩(ポエム)"桜若葉、沈む夕べ"の著作権はウィティさんに属します。

作者 ウィティ さんのコメント

東京の夜の風景
2011.4.19 午後6:30
書き足りないくせに、書きすぎている気もします。
良かったらコメントを。

この詩(ポエム)の評価
評価項目評価数
切ない 1
合計 1
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この詩(ポエム)へのコメント (2件)

__

'11年8月28日 02:41

この詩(ポエム)を評価しました:切ない

作者の何かいいきれない思いを感じます。

桜の下でのばか騒ぎを辟易した思いで見てたからでしょうか。

“かごめかごめ”は、地方によっていろいろな歌詞がつけられていますが「つるとかめがつうべった」は「鶴と亀が滑った」だと思います。

ウィティ

'11年9月18日 14:01

>ヒンデンブルク様

大変お返事が遅くなりました。ご覧になれていればよいのですが。
この詩は、福一での放射能漏れにナーバスになった都民をぼんやりした気持ちで遠く見ていたときの詩です。自分も放射能には触れたくないくせに、それを気にする人、福一をネタに政治活動をしている人、そういう他人を低く見てしまうある種の汚さを自嘲したものですね。確か。
「かごめかごめ」は、いろんな記述の差があるようですが、私は自分が読んで一番インパクトのあるものを選びました。確かに平易な文では鶴と亀が滑った、ですよね。

※ここをご覧になったほかの方へ
お久しぶりです。
このサイトは久しぶりに来ましたが、多分どこも見ずに終わる気がします。
皆様お元気で。私は元気です。それでは失礼します。

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