詩(ポエム)
[広告]
啖呵売(たんかばい)とサンバカーニバル
作: dagg
- カテゴリ:未分類
- 投稿日:'11年8月28日 05:48
- 表示回数:764回
- 総合評価:1
- この詩(ポエム)へのコメント:2件
(はじめに)
今年の浅草サンバカーニバルは隅田川の花火大会が1か月遅くなったため中止になりましたので、昨年書きためていたものを記載。
的屋(てきや)のおいちゃんが二十四節気・六曜の本を売(ばい)している。
流暢な江戸弁で売が始まる・・ワッ、すごッ黒山の人だかり・・
* 古い橋とでも「新橋」とチャラチャラ流れる御茶ノ水、見上げてごらんよカエルの小便、たいしたもんだよ屋根屋のフンドシ、粋な姉ちゃん立小便 *
続いた数字は四
* 白く咲いたか百合の花、四角四面は豆腐屋の娘、色は白くて吸い付きたいが、私しゃ入れ歯で歯が立たぬ *
隣のお兄ちゃんは、肩から二の腕にクリカラ紋々が見え隠れしながらたこ焼きを焼いている。
江戸の夏の最後を締めくくる浅草サンバカーニバル、今年は震災のため三社祭は中止、夏の最後を飾る下町の風物詩サンバカーニバルも中止、ホントだったら馬道通りの二天門から吾妻橋・雷門を通って国際通りまでのメーンストリートで繰り広げられる一大イベントである。
年々盛大になり、今ではなくてはならない下町、浅草を代表する夏のお祭りである。三社祭は荒々しい男祭の感があるが、サンバカーニバルは着飾った女性陣が夏の最後を飾り、華やかに踊りぬけてゆく・・
「神谷バー」でデンキブランなる液体を飲み、小腹が減ったら「田川」でざるそばを食し「ちんや」ですき焼きかシャブシャブを・・今年もきっと、のれん会・うまいもの会のおかみさんたちが何か志向をこらした「粋の歴史」を彩ってくれるはず・・?
つづいた数字が七
* 七つ長野の善光寺、八つ谷中の奥寺で、竹の柱にカヤの屋根、手鍋下げても私しゃいとやせぬ、信州信濃の新そばよりも、私しゃあなたのそばがよい、あなた百まで私しゃ九十九まで、共にシラミのたかるまで *
金銀グリーンの衣装をまとった外人の女性ダンサー、サンバのリズムも軽やかに踊りだす、幼稚園児だろうかビキニの衣装にクジャクの羽を付け、ブラを気にしながら踊りだした・・(かわゆい・・)
ドラムの音も踊りも最高潮、下町の最後を飾るカーニバルも終われば秋祭りの季節。
ちなみに秋祭りの始まりは、日本橋宝えびす神社の「べったら市」からである。
今日は高円寺の阿波踊りを見に行ってきます・・
* 鶴は千年、亀は万年、隣の婆さんあと1年 *
* 張っちゃいけないオヤジの頭、貼らなきゃ喰えない提灯屋 *
※この詩(ポエム)"啖呵売(たんかばい)とサンバカーニバル"の著作権はdaggさんに属します。
[広告]
この詩(ポエム)のURLとリンクタグ
この詩(ポエム)のURL: | |
---|---|
この詩(ポエム)のリンクタグ: |
この詩(ポエム)へのコメント (2件)
snow_pocket
いつもながら、一気に人を魅了しながら走り抜ける “競馬馬” のように?人に一気に読ませてしまうような、不思議な力(魅力)のある文章力ですね。それにしても、 “記事?” の出所・参考データなどは、どこから仕入れるんでしょうか? まったくもって “すごすぎ” ですね。
dagg
pock兄へ
食後のコーヒーを飲みながら・・
私学会館にいます。
私のPCの中はチョットしたWikipedia(ウィキペディア)並みのデーターになっています。(飯のタネと言ったところかもしれません・・が・・!)あとは、こんなことを書けば、あんなことを文章にしてみれば、そんなことを想いながら(チョット頭を使いながら・・?)ネタを探してたりします。
pock兄に私のPCの中を覗かせてあげたい・・為になる事から、どうでもいい事、星三ッの話から色々入っている宝庫です。
2日に札幌に戻ります。
可愛らしい素敵な妹より
作者
dagg さんのコメント
朝の5時なんですヨ・・!